コンテンツマーケティング」って言葉は最近よく耳にすると思いますが、実はアメリカで登場して5年が経過しています。

日進月歩のこの世界で5年前というと「既に過去のものになっているか?」というとそうではありません。コンテンツマーケティングは「効果が出るまで時間が掛かる」マーケティング手法です。

効果が出るまで平均して半年から1年以上の時間がかかります。

従来のマス媒体の広告モデルや、SEO/SCO対策といった手法に比べて効果を測定するのも難しいです。

しかしコンテンツマーケティングはそれを補って余りある効果を生み出しています。

成功例で有名な企業は「コカコーラ社」です。

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*Coca Cola Journeyさまより画像引用

コカコーラ社は2011年にコンテンツマーケティングに取り組み始め、CMの数を半減させましたが、オウンドメディア「Coca Cola Jourmey」を立ち上げ、それまでコカコーラ社に興味のない人にロイヤリティ(顧客忠誠心)を持たせることに成功しました。

コカコーラ「Journey」

企業は顧客からロイヤリティを持ったファンを育てることで購買につなげ、莫大な費用の掛かるテレビCMをしなくても自社製品を掲載してあるオウンドメディアを見てもらうことで、CM以上の効果を生み出したのです。

この成功事例から幾つかの成功法則が見えてきます。

まず「コンテンツマーケティングは質の高いコンテンツに支えられている」ということです。
コカ・コーラ社のオウンドメディアでは有名なアーティストや、慈善活動の活動記録、綺麗な風景の世界中の景勝地の写真など、非常に魅力的なコンテンツが集まっています。

しかしそれらの良質なコンテンツには、ほとんど自社製品をPRする部分は含まれていません。
あくまでもサイトを訪れた人を楽しませる目的で作成されています。

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二つ目にPRしないことで潜在顧客や見込み客との信頼関係を育てることを目的にしていることです。

過剰なPRや売り込みは人を不快にさせるものです。
仕事で忙しい時間に売り込みの電話が掛かってくると非常に不快な気分を感じるものです。

その中で売り込みをせずに、自社製品に興味を持ってもらうには小さいきっかけを提供したり、潜在顧客や見込み客に有益な情報を届け続けることです。

良質な情報

そうすることで潜在顧客や見込み客との接点が大きくなり、購買につながります。

最後に「ファン」にさせることを目的にしています。

これは購買後にも手厚いフォローを行い、次の購買につなげるために決してカスタマーとの接点を切らないように、有益な情報や、新バージョンが出たら初回は無料でアップデートするなど、積極的であり、しかし、煩わしくない体制をとるなどの企業姿勢を明確に打ち出すことです。

この流れを恋愛に例えるマーケティング担当も数多くいます。

初対面の相手にいきなり売り込みをかけても決してうまくいきません。

徐々に関係性を構築して、好きになってもらい、末長く付き合えるように段階を追って顧客との関係を構築していく様子は、恋愛そのものと言っていいでしょう。

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このコンテンツマーケティングの取り組みはアメリカの全体の企業では9割に上る企業が取り組んでいます。

日本ではまだライオンやコカコーラ社など大企業が取り組んでいる段階です。またウェブ企業やマーケティングの専門会社も積極的に取り組んできています。

コンテンツマーケティングは扱う項目が非常に多岐に渡ります。
一言で済ませられないことも、企業が取り組みをためらう要因になっています。

アイコンズ

しかしいざ、結果がで始めればコンテンツを配信し続ける限り、既存のメディア以上の結果を上げる要素が強いことは申し上げて、本節の締めにさせていただきます。