これらの課題に対して多方向からの意見が存在します。

確かに被災が起きた現場ではすぐにアプリケーションが役に立つかはエンジニアから見ても難しいとわかっていますが、そこをなんとかアプリケーションという形にするのが仕事です。

 

ただやはり前提に我慢ができずに突飛な意見を述べている方もいましたし、現実的な意見を述べる方も多数、いらっしゃいました。意見の調整役の方は苦労されたと思います。

前提

「アプリケーションを活用して課題を解決する」

意見

TEDxFukuoka代表

「アプリをインストールしたiPhone/タブレットを10万台用意して配布する必要がある。資金も物資もAppleに出させる」

「アプリケーション自体ダメ」

「物流システムの革命!企業に避難物資に必要な量の在庫を一定数抱えさせ、消費期限が切れそうなら放出させる」

「物流システムを改築させる。資金は元々かかっているから出す必要はない」

 

福岡市職員/沿革団体職員

「第二の災害と言われる支援物資を最低限に抑えるシステムが欲しい。処分費用が2000万円に達して問題になった事例など、税金の投入に理解の得られる方法が望ましい」

「災害が起きる前にコミュニティの構築を行える方法が良い」

「災害への意識を高める講習や啓発を盛り込んだアプリケーションが望ましい」

「普及に際しては民生委員や農協職員。ディケアの職員などが高齢者への指導を行う」

「防災に取り組むインセンティブを用意しないと誰も取り組まない」

課題に対する現実性とリソース無視な意見の対立

課題を解決させるために意見には現実性が求められます。

確かにアプリケーションを普及させるにはiPhoneやAndroidの端末が必須ですが、一台7万円の端末を10万台用意して配布した場合、70億の費用がかかります。果たしてそれが今述べるべき適正な意見でしょうか?

 

企業に避難物資の在庫を抱えさせる意見も同様です。支援物資の処理費用に2000万かかってしまっことが問題なのに、それを防ぐために企業へ負担を求めることは行政の強権的な行為であり、許容されないものです。

 

ボランティア団体の一部にはこうした「過激な発言で耳目を集めようとする」動きが見られます。

義援的なボランティアではなく「自己満足のためのボランティア活動」が日課になっています。

 

「限られたリソースを活用した具体的な意見を述べましょう。自分たちにできないことは人に要求しても通りません」と主催側からの注意も入ったように、会場の中で声だけ大きい過激な発言を繰り返す集団が見受けられ、人災の火種が燻っているようです。

 

方向の修正を行いながらもアイディアソンは無事に終了

課題を共有することで今回のキックオフはお開きになりました。

 

まだまだアプリケーション化するためのポイントや課題を書ききれない部分も多々ありますので、その部分は後日に記事にしていきます。

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