01はじめに
当社が開発を支援したSaaSプロダクトが、個人向けから中堅企業向けへのピボットを行いました。 その過程で直面した技術的・設計的な課題と、どう乗り越えたかを振り返ります。
025つの教訓
教訓1
マルチテナント設計は最初から考える
個人向けでは不要だったテナント分離が、企業向けでは必須になりました。後から設計を変更するコストは膨大です。データモデルの段階から organizationId を全テーブルに持たせる設計を推奨します。
教訓2
権限管理はRBACで標準化する
企業では「管理者・編集者・閲覧者」のような役割ベースのアクセス制御(RBAC)が必要です。フロントエンドとAPIの両方で一貫した権限チェックを実装することが重要です。
教訓3
課金モデルの変更は予想以上に大変
個人向けは月額固定料金でしたが、企業向けはシート数・機能制限・従量課金が混在します。Stripeを活用することで実装の複雑さを軽減できました。
教訓4
CSVインポート/エクスポートは必須機能
企業ユーザーは既存データをSaaSに移行するニーズがあります。CSVインポート機能は必ず初期リリースに含めるべきです。
教訓5
SLAとサポート体制を整備する
企業向けでは99.9%のSLAが求められます。アップタイム監視・障害通知・サポート窓口の整備をプロダクト開発と並行して進める必要があります。
03まとめ
BtoC→BtoBのピボットは技術面だけでなく、ビジネスモデル・サポート体制・セキュリティ要件も変わります。 弊社ではSaaSプロダクトの設計段階からリリース・運用まで一貫して支援しています。
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