Excel卒業ガイド · iPhone · iPad · Mac対応

Excel家賃管理の限界を感じたら、大家賃貸ノートへ。

関数が壊れる。スマホから触れない。領収書とシートが別。契約満了の通知が来ない。 ファイル名が「家賃_2025_v3_最新.xlsx」になる。——Excelで家賃管理を続けてきた個人大家さんが直面する限界を、大家賃貸ノートはスマホ入力・履歴・通知・PDF出力の4つで具体的に解決します。

Before — Excel管理

  • 📄 物件ごとにシートが分かれて、関数が壊れる
  • 🧾 領収書はカメラロール、シートは数字だけ
  • ⏰ 契約満了の通知は誰からも届かない
  • 💾 バックアップはUSBとメール添付に頼る
  • 📅 確定申告期に1年分を組み直す

After — 大家賃貸ノート

  • 📱 iPhoneで入金・修繕・経費をその場で記録
  • 🧾 レシートを撮って経費レコードに直接添付
  • 🔔 契約満了の6ヶ月前にローカル通知
  • ☁️ Supabase東京リージョン+RLSで自動保管
  • 📄 収支内訳書CSV/家賃台帳PDF/領収書ZIPを出力

Excelで起きていること

「Excelで足りる」は、戸数が増えると崩れる

Excelは万能の道具ですが、家賃管理に特化した道具ではありません。 個人大家さんが実際に直面する6つの限界を、まず正直に整理させてください。

関数が、ある日突然壊れる

VLOOKUP・SUMIFを長年積み上げたシートは、1セルの参照ズレで全月の合計が狂います。気づくのは確定申告の直前——という構造的リスクをExcelは抱えています。

外出先で、スマホから触れない

ExcelのモバイルアプリではマクロもピボットもUIが崩れがち。退去立会いや物件視察の現場で、その場で記録できない。後で入力しようと思って忘れる。

領収書とシートが、別々の場所に

経費シートの行は数字だけ、領収書はカメラロールや紙の封筒。「この修繕、いくらだったっけ」を税理士に聞かれて、二箇所を往復することになります。

契約満了の通知が、誰からも来ない

普通借家は満了6ヶ月前までに更新拒絶の通知が要件。Excelは黙っています。カレンダーアプリとの二重管理は、いずれ片方がズレます。

ファイル名が、限界の合図になる

「家賃_2025_v3_最新_確定.xlsx」——どれが本当の最新かわからない時点で、すでにExcelは家賃管理の道具として限界に達しています。

バックアップが、自分の気合いに依存している

USBに保存、メール添付で自分宛に送信、PCが壊れたら全部消える。家賃台帳は所得税法で7年保存が必要な帳簿です。

4 Pillars

大家賃貸ノートが、Excelの代わりにやること

高機能を並べるのではなく、Excelの限界を直接置き換える4つの柱に絞っています。

Pillar 01

スマホ入力に特化

現場で撮って、その場で記録。家賃の入金確認・修繕の発注・経費のレシート登録まで、片手で完結できます。Excelを起動する必要はもうありません。

  • iPhone片手で家賃入金チェック
  • レシートをカメラで撮ってそのまま経費登録
  • 物件視察中に修繕の写真と金額を即記録
  • Face ID/Touch IDで起動ロック

Pillar 02

履歴がすべて残る

家賃の入金履歴、修繕の発注履歴、契約の更新履歴、書類の差し替え履歴。「いつ・いくら・どこに・誰に」が、削除や上書きで消えない設計です。

  • 家賃台帳は月別×物件別×入居者別で蓄積
  • 修繕は設備単位で時系列ビュー
  • 契約書・重説・更新合意書を契約に紐付けて保存
  • 退去精算・売却時の説明資料として、そのまま使える

Pillar 03

忘れる前に、通知が届く

Excelは何も教えてくれませんが、大家賃貸ノートは法定の節目を知っています。契約満了の6ヶ月前、火災保険の更新、固定資産税の納付期限——すべて事前にお知らせします。

  • 契約満了の6ヶ月前にローカル通知
  • 火災保険の更新を30日前に通知
  • 固定資産税の納付期限(年4回)
  • 確定申告期間(2/16〜3/15)はホーム画面に集計CTA

Pillar 04

確定申告書類を、ボタンひとつで

1年間の記録が積み上がった先に、収支内訳書ベースのCSV、家賃台帳PDF、領収書ZIPがあります。税理士へのメール送付も、Excel関数を組み直すことなく完了します。

  • 収支内訳書(不動産所得)対応CSV
  • 家賃台帳PDF(年単位・物件別・月別)
  • 領収書を物件別ZIPでエクスポート
  • 勘定科目別集計CSVで税理士へ共有

Feature Detail

実装している機能を、ユーザー視点で詳しく

日本の不動産実務(民法・借地借家法・所得税法・宅建業法)を踏まえた構造化を、各モジュールで行っています。

物件・部屋

物件カルテと、ユニット単位の状態管理

物件はカルテ形式で構造・築年・延床面積・取得年月日まで保持。各部屋(ユニット)は「入居中/空室/修理中/募集中」のステータスを持ち、入居率がひと目で把握できます。

vs Excel

Excel:シートを物件ごとに分けるか、列を増やし続けるかで悩む。

  • 構造(木造/RC/S造/SRC造)・新耐震/旧耐震
  • 延床面積・敷地面積・用途地域
  • 取得年月日・取得価額(減価償却の手入力用)
  • 火災保険/施設賠償/消防点検/給水タンク清掃の記録
  • 鍵本数・交換履歴・シリンダー交換費用
入居者・保証

保証人の極度額まで、構造化して保持

民法改正(2020年4月)以降、個人を連帯保証人とする場合は書面での極度額明示が必須です。大家賃貸ノートは極度額を必須フィールドとして保持し、入力漏れを防ぎます。

vs Excel

Excel:極度額の入力ルールはセルの注釈頼み。

  • 氏名・フリガナ・電話・メール
  • 緊急連絡先(第三者同意取得チェック付き)
  • 連帯保証人の極度額(個人保証時は必須)
  • 保証会社プラン・契約期間・保証料
  • 本人確認書類は「保管フラグ」のみで原本は別途
契約

普通借家/定期借家、両方に対応

定期借家は事前説明書面(借地借家法38条)が欠けると普通借家とみなされる重大論点。大家賃貸ノートは契約作成時にチェックリストで強制確認します。

vs Excel

Excel:契約種別の違いはセル色でしか表現できない。

  • 賃料・共益費・町会費・駐車場代を分離記録(駐車場は消費税課税)
  • 敷金・礼金・更新料・保証金・前家賃を構造化
  • 支払日・支払方法(口座振替/銀行振込/保証会社代行)
  • 特約・覚書を契約に紐付けて自由記述+タグ
  • 重説/契約書/更新合意書をスロットで保存
家賃

入金ステータスは5段階で記録

「入金済/一部入金/未入金/滞納/保証会社代位弁済」の5段階で月次ステータスを管理。滞納日数の自動カウント機能はありますが、入居者への自動督促送信は弁護士法72条への配慮から実装しません。

vs Excel

Excel:未入金セルを赤で塗って、塗り忘れで把握漏れ。

  • 月別×物件別×入居者別の家賃台帳
  • 振込確認日・前家賃の取扱い
  • 滞納日数の自動カウント(本人通知のみ)
  • 督促履歴の手動記録欄(保証会社への連絡用)
  • 遅延損害金の任意計算
経費

勘定科目・インボイス番号まで構造化

修繕費/租税公課/損害保険料/減価償却費/管理諸費——不動産所得用の勘定科目で記録。取引先ごとに適格請求書発行事業者番号(T+13桁)も保持できます。

vs Excel

Excel:勘定科目はプルダウンを毎年作り直す。

  • 12カテゴリの勘定科目(修繕費/租税公課/損害保険料/減価償却費/借入金利子/管理諸費/水道光熱費/広告宣伝費/通信費/交通費/支払手数料/雑費)
  • インボイス/非インボイスの区分フラグ
  • 税区分(課税/非課税/不課税/免税)
  • 領収書画像を経費レコードに直接添付
  • 物件・ユニット紐付け

※レシート画像保存は電帳法スキャナ保存制度の要件(タイムスタンプ等)は未充足のため、紙原本は別途7年間保管してください。

修繕

設備単位の修理履歴で、次の交換時期も見える

給湯器・エアコン・コンロといった設備マスタを持ち、設置年・耐用年数・点検履歴を時系列で記録。10年スパンで「次の交換時期」が予測表示されます。

vs Excel

Excel:修繕のたびに行を追加、設備別の集計は気合いと根性。

  • 費用負担区分(賃貸人負担/賃借人負担/通常損耗/善管注意義務違反)
  • 業者名・登録番号・緊急連絡可否
  • 見積書・請求書・領収書の3点を紐付け保存
  • 保険適用の有無(火災保険・施設賠償)
  • 資本的支出 vs 修繕費の区分タグ(税務影響大)
  • 賃借人による修繕(民法607条の2)の記録欄
書類

保存期間が、書類ごとに自動で算定される

重説は契約終了後5年、契約書は契約終了後10年、修繕の見積書・請求書は10年、家賃台帳は7年——書類カテゴリごとの推奨保存年数を自動で表示します。

vs Excel

Excel:保存期間は別シートのメモ。

  • 契約関係/金銭関係/修繕関係/保険関係/登記・税務/点検関係/退去関係の7カテゴリ
  • カテゴリ×物件×契約の3軸絞り込み
  • PDFプレビュー(PDFKit)
  • iOS Files・iCloud Driveとの連携
  • Signed URL/private bucketでクラウド保存
通知

法定の節目を、すべてローカル通知で

通知は大家本人のローカル通知のみ。入居者宛の自動送信は一切実装していません(弁護士法72条への配慮)。

vs Excel

Excel:通知機能なし。

  • 契約満了6ヶ月前(普通借家:更新拒絶通知期限)
  • 契約満了1年〜6ヶ月前(定期借家:終了通知期限)
  • 火災保険更新(30日前)
  • 消防設備点検(年2回)
  • 固定資産税納付期限(年4回)
  • 確定申告期間(2/16〜3/15)
  • 敷金返還期限(退去から原則1ヶ月)
エクスポート

5種類の確定申告書類を出力

1年間の記録を、税理士・自己申告者が使える形式に変換します。すべての出力ファイルには「税務判断はご自身または税理士にご確認ください」の免責文が自動挿入されます。

vs Excel

Excel:毎年、シートを組み直すか前年シートを複製してリセット。

  • 収支内訳書(不動産所得用)対応CSV
  • 物件別損益サマリーPDF
  • 勘定科目別集計CSV
  • 家賃台帳PDF(年単位)
  • 領収書PDF/画像を物件別ZIP({年度}/{物件名}/...の階層)
  • 文字コードはUTF-8 BOM(Excel直開き)/Shift_JISの選択式
  • エクスポート履歴は90日保存、再ダウンロード可

Multi-Device

iPhone・iPad・Macで、役割を分けて使える

ひとつの賃貸経営の記録を、デバイスごとに最適な使い方で扱えます。 iCloud/Supabase経由でデータは同期され、どの端末からも最新の状態を見られます。

iPhone

現場で記録する場所

片手で家賃の入金チェック、退去立会いでの写真撮影、レシートのカメラ取り込み。「思いついたときに、その場で」の入力に最適化されています。

  • 家賃の入金確認・月末締めの記録
  • 修繕の発注・写真・領収書をその場で登録
  • 経費レシートのカメラ取り込み
  • Face ID/Touch IDで起動ロック

iPad

物件カルテをじっくり見る場所

大画面で物件一覧・入居率・修繕履歴を俯瞰。賃貸借契約書PDFのプレビューや、複数物件の損益比較もiPadなら見やすく扱えます。

  • 物件カルテ・ユニット一覧を俯瞰
  • 契約書・重要事項説明書のPDFプレビュー
  • 複数物件の損益サマリー閲覧
  • Apple Pencilで書類に手書きメモ(iPadOSの標準機能)

Mac

確定申告期に向き合う場所

Apple Silicon搭載のMacでは、iPad / iPhone向けアプリをそのまま利用できます。CSVのプレビュー、PDFの印刷、税理士へのメール添付など「年に一度の作業」にMacの広い画面が効きます。

  • 収支内訳書CSV・家賃台帳PDFのエクスポート確認
  • 領収書ZIPの中身チェック
  • 税理士へのメール添付・大量ファイルの取り扱い
  • FilesアプリでiCloud Driveから直接アクセス

※Apple Silicon搭載Mac(M1以降)で「iPhone・iPadアプリ」として利用可能。Intel Macには対応していません。

Excel vs 大家賃貸ノート

9つの観点で、違いを並べました

Excelを否定したいわけではありません。家賃管理という業務において、 両者がどう違うかを正直に比較するための表です。

観点
Excel
大家賃貸ノート
入力デバイス
PC中心。スマホ版は機能制限あり
iPhone・iPad・Mac(Apple Silicon)
領収書の保管
別フォルダ/別アプリ
経費レコードに直接添付
契約満了の通知
なし
6ヶ月前にローカル通知(普通借家)
履歴の保持
上書きで消える可能性
時系列で保持、修繕は設備単位ビュー
バックアップ
USB/メール/手動
Supabase東京リージョン+RLS
確定申告書類
毎年シートを組み直す
収支内訳書CSV・家賃台帳PDF・領収書ZIPを出力
保証人の極度額
セル注釈に頼る
必須フィールドで入力漏れを防止
定期借家チェック
なし
事前説明書面の有無を強制確認
鍵管理
別シートが必要
本数・交換履歴・シリンダー交換費用

Migration

最初の30分でできること

過去のExcelデータを一気に取り込む必要はありません。 「今月から」始めれば、12ヶ月後には確定申告書類が自動で揃います。

STEP 1

0〜10分

App Storeからインストール

Sign in with Appleでサインイン。クレジットカード登録は不要、1ユニットまで無料で開始できます。

STEP 2

10〜20分

物件を1件登録

Excelの物件シートを開きながら、物件名・所在地・構造・築年月を転記。完璧でなくて大丈夫、後から追記できます。

STEP 3

20〜30分

現在の契約を1件登録

現入居者の契約を入力。賃料・敷金・礼金・更新料・契約満了日まで入れれば、満了6ヶ月前の通知が自動でセットされます。

STEP 4

翌月〜

今月分の家賃・経費から記録開始

過去分をすべて移行する必要はありません。「今月から」始めれば、12ヶ月後には確定申告書類が自動で揃います。

Security

個人大家の財務情報を、きちんと守る設計

ExcelをUSBで持ち歩く・メールで自分宛に送る運用から、もう卒業できます。

東京リージョンのデータ保管

Supabaseは東京リージョンを採用。個人情報保護法28条の越境移転規制にも配慮しています。

ユーザー単位のデータ分離(RLS)

Row Level Securityにより、他ユーザーのデータには物理的に到達できない仕組みです。

Face ID/Touch ID 起動ロック

起動時に生体認証。家族や事務所メンバーと端末を共有していても、データは守られます。

Signed URL/private bucket

重要事項説明書・契約書・領収書はprivate bucketに保存され、所有者のみアクセス可能なSigned URLで配信されます。

広告利用なし/第三者提供なし

個人の財務情報・入居者情報を第三者に提供することはありません。サブスクリプション課金のみで運営します。

退会時の完全削除

アカウント削除でクラウド上のデータも完全削除。退会前のエクスポート機能で、所得税法上の7年保存にも対応できます。

What We Don't Do

「やらないこと」を明示しています

大家賃貸ノートは「事実の記録」に徹し、税務判断・法的判断・督促代行には踏み込みません。 これは制限ではなく、サービスを長く運営するための設計選択です。

  • 入居者宛の自動督促送信弁護士法72条
  • 家賃集金代行・エスクロー・代位弁済各業法
  • 節税アドバイス・経費可否のAI自動判定税理士法52条
  • 賃貸借契約の仲介宅建業法
  • 原状回復費用の請求金額算定消費者契約法・弁護士法
  • 資本的支出 vs 修繕費の自動判定税理士法52条
  • 家賃滞納者情報の外部共有・DB提供個情法・信義則

FAQ

よくあるご質問

Excelのデータをそのままインポートできますか?
MVPではCSV一括インポート機能は提供していません。これは「12ヶ月分の家賃データを一気に取り込む」よりも、「今月から1件ずつ記録する」運用のほうが構造的に安定するためです。物件・契約・現入居者の登録(30分程度)から始めることをお勧めしています。
Excel管理を完全に置き換えるべきですか?
確定申告に直結する家賃・経費・修繕・書類は、大家賃貸ノートに一本化することを推奨します。一方、入居審査の比較メモやリフォーム計画など「思考の途中」はExcelやNumbersのほうが扱いやすい場面もあります。役割を分けるのが現実的です。
確定申告書類は本当に出せますか?
収支内訳書ベースのCSV・家賃台帳PDF・領収書ZIP・勘定科目別集計CSVを出力できます。なお、青色申告決算書フォーマット・減価償却計算表は Phase 2 で提供予定です。最終的な税額計算・税務判断は税理士へのご相談を推奨しています。
iPhoneを持っていない場合は使えますか?
大家賃貸ノートはiOSアプリです。iPhone・iPad、またはApple Silicon搭載Mac(M1以降)でご利用いただけます。Android・Windows版の提供予定は現時点でありません。
電子帳簿保存法に対応していますか?
MVPの領収書画像保存は、電帳法スキャナ保存制度の要件(タイムスタンプ・訂正削除履歴等)を満たしていません。紙原本は別途7年間保管してください。電帳法対応版はPhase 3で検討しています。
入居者への家賃督促はできますか?
入居者宛の自動督促送信は実装しません(弁護士法72条への配慮)。滞納日数の自動カウントと、大家本人へのローカル通知、督促履歴の手動記録欄のみを提供します。保証会社への連絡や弁護士への相談は、別途ご対応ください。
管理戸数が30戸を超えるとどうなりますか?
大家賃貸ノートは小規模個人大家(〜30戸)を主な想定対象としています。それ以上の戸数を扱う場合、機能上の制限はありませんが、賃貸住宅管理業法の200戸ライン等を念頭に、専用の管理会社向けソフトの併用もご検討ください。
料金はどのプランから始めればよいですか?
まずは1ユニットの無料枠で操作感を確認することをお勧めします。Starter(個人向け/最大12ユニット/5GB)から、Standard(最大20ユニット/30GB/OCR・青色申告フォーマット予定)への拡張が可能です。

Excelで戦ってきた家賃管理を、静かな場所へ移しませんか。

まずは1ユニット無料で、大家賃貸ノートをお試しください。 iPhone・iPad・Apple Silicon搭載Macのいずれでもご利用いただけます。